2015年3月31日火曜日

[仕入れ]The Glenlivet 12 Year

ザ・グレンリベット12年 (The Glenlivet 12 Year)

グレンリベット蒸溜所は、密造酒時代を経て、1824年、政府公認蒸留所の第1号として創業を開始。創業者はジョージ・スミス。

密造業者から裏切り者として命を狙われることになり、護身用に銃を携帯するようになった。この銃は現在グレンリベット蒸留所に展示されている。

グレンリベットがあまりに評判だったためグレンリベットを名乗る蒸溜所が後を絶たなかった。現在は、他者が使用することはできない。The Glenlivetと定冠詞付きで表記される。

グレンリベットの原料はスコットランド産の二条大麦を使用し、ピート香をつけないのが特徴。スモーキーさはない。
また、アメリカンオーク樽を使用しているためバニラと蜂蜜の薫りがする。

蒸溜工程では、上部にくびれがあり、背の高いポットスチルを用いることで、軽くて純粋な蒸気だけを取り出している。重たくオイリーなスピリッツは、ポットスチルの上部まで達することができない。これがグレンリベットのもう一つの特徴となっている。

オフィシャルサイトによると香り、味わい、フィニッシュは以下の通り。

香りは、トロピカルフルーツや花の香り、夏の草原を想わせる香りがエレガントに調和。
味わいは、ザ・グレンリベット特有のバニラ、はちみつの甘さを伴う芳醇でソフトな風味。
フィニッシュは、柔らかく滑らかな余韻。

非常にスムースな口当たりで、スコッチの入門に最適。
ボトルを開ける際には、この辺りに注意しながらテイスティングしてみたい。

メーカー希望小売価格は4800円程度であるが、この12年はとても手頃な価格で2200〜2800円のレンジで入手可能。

以下、ラベルや化粧箱のショット。ボトルはウィスキーには珍しいグリーンで飾っても様になる。














2015年3月30日月曜日

[仕入れ]BOWMORE 12Year

BOWMORE 12 Year

 ボウモア(BOWMORE)は、1779年創業、アイラ島で最古の蒸留所。 「BOWMORE」とはゲール語で「大きな岩礁」 蒸溜所は大西洋に面しており、常に波と強風に晒される場所。この蒸溜所の、海抜0メートル以下に位置する貯蔵庫で熟成される。 

アイラ島の南部ではピートが濃くてヘビー、北部ではフルーティーで軽めのウイスキーがそれぞれ造られている。 BOWMOREはそれらの中間に位置し、最もバランスが良く、ミディアムタイプで、スモーキーフレーバーとフルーティさを楽しめる。アイラモルトの女王と呼ばれる。

 今回のポスト時点ではまだ実際に飲んでいない。試飲前の下調べ。 サントリーの公式サイトテイスティングノートには以下のような解説がある。これを参考に後日、テイスティングして見たいと思う。


  • 香りは、スモーキー、レモン、蜂蜜
  • 味は、スモーキーで、ダークチョコレートのコク。
  • フィニッシュは、長くて繊細。 


 と、ある。この辺りを参考に楽しみたい。 また、ボウモア社のイアン・マッカラム氏のノーズィングを繰り返すとバニラアイスのような香りがするという表現もあったので、ぜひこれもやって見たい。

 メーカー希望小売価格は700mlで、3700円とあるが、3200円ぐらいで入手可能であった。

以下、ラベル類のショットである。







2015年3月28日土曜日

[晩酌]Ballantine's FINEST

Ballantine's FINEST
バランタイン・ファイネスト

ジョージ・バランタインによって設立されたバランタイン社から1910年に発売が開始されたブレンドウィスキー。

穏やかなグレーンウィスキーと個性豊かなモルトウィスキーをバッティングすることにより、原酒を超えるウィスキーを作ることを目指してブレンドウィスキーの研究をおこなった。

スコットランドウィスキーの主要な産地であるハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラ島の4カ所のウィスキーを40種類以上ブレンドしたウィスキー。究極のブレンドと称され、その飲みやすさから世界中でもベストセラーとなっている。

1895年には、名実ともに認められ英国王室御用達となる。

エイジドのバランタインに比べてこのフィネストは700ml瓶で1000円程度とかなりリーズナブル。特徴のある角瓶で見た目も良い。

実際に素人である自分が飲む限りの感想は以下のようなもの。

最初は口当たりが抜群に良い。フルーツとチョコレートを感じさせるフレーバー。後半になり、スパイシーさが現れてくるのは、モルトウィスキーの個性ではないかと思う。この時のスパイシーさの前半はピートのスモーキーフレーバーに感じるが、最後が何となく辛子明太子と感じてしまう。アイラ島の潮の香りだろうか。

同じくリーズナブル路線でバランタイン ブルー 12年というものも手に入るので近いうちに試してみたい。